身体感覚を通して心を揺さぶり、魂にまで届く文学作品に出会いました。
ことの発端はYouTubeで流れた、あるスピーチからでした。
幼い頃から、私は知りたかったのです。私たちが生まれた理由。苦しみと愛が存在する理由。こうした問いは、何千年もの間、文学が投げかけてきた問いであり、今日においてもなお続いています。この世にしばらく滞在することの意味は何でしょうか?何があっても人間であり続けることは、どれほど難しいことでしょうか?最も暗い夜に、私たちが何でできているのかを問う言葉、この惑星に暮らす人々と生命体の一人称視点で想像する言葉、私たちを互いにつなぐ言葉があります。このような言葉を扱う文学は、必然的にある種の体温を持っています。文学を読み書きする作業は必然的に、命を破壊するすべての行為に反する位置に立っています。 ーハン・ガン作家のノーベル賞授賞式でのスピーチより抜粋
それから幾つかの作品とじっくり向き合い、もっとも共鳴できた『少年が来る』を、今度は日本語で読んでいます。
こちらもやはり、人間であり続けようとしたため(暴力に屈せず尊厳を守ろうとしたため)苦痛を伴う愛の物語が魂にまで届きます✨




